サステナビリティ 人財への取り組み

ウイングアーク1stグループの人権方針 WingArc1st Group Human Rights Policy

関連する17ゴール

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 10.人や国の不平等をなくそう

ウイングアーク1stグループの人権方針 WingArc1st Group Human Rights Policy

当社は加速度的に増加する知識・情報といったデータの共有・活用によって、地域や年齢、性別、人種による制約を受けず、一人ひとりのパフォーマンスを最大化させることが社会課題の解決につながると考え、「Empower Data, Innovate the Business, Shape the Future. 情報に価値を、企業に変革を、社会に未来を。」をビジョンに掲げています。

当社は、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、役員・従業員、グループ会社、その家族、取引先など、企業に関係する一人一人の基本的人権を尊重し、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的指向などによる差別を一切せず、高い倫理観をもって行動いたします。

また、全社員向けの社内イントラネットにて「コンプライアンス相談ライン」を設け、事業活動を行う中でのコンプライアンス違反や、ハラスメントなどの相談を受け付けています。相談内容はプライバシーに十分な配慮をし、人権を尊重した安心安全な労働環境を整備しています。

なお、2023年度は人権侵害などの法令違反の発生はございませんでした。
詳しくは人的資本レポートをご覧ください。
当社の個人情報保護方針

人権デュー・ディリジェンス

当社は、グループの人権方針に掲げるとおり、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき人権尊重に取り組んでおり、そのために以下の人権デュー・ディリジェンスを実施しています。

人権リスク評価

人権デュー・ディリジェンスの最初のステップとして、社内関係部署の責任者にヒアリングした結果をもとに外部専門家の助言を得て、以下のとおり人権リスク評価を実施して重要人権課題を特定しました。

  • 最重要人権リスク
  • 重要人権リスク
深刻度
  • 労働安全衛生
  • 個人情報保護(消費者)
  • 長時間労働
  • 職場のハラスメント
  • 性別による差別
(労働条件、国籍による差別、AIによる人権侵害など
  • 非正規雇用者の差別
  • 広告表現を通じた人権侵害
  • 取引先の人権問題
    (過重労働、差別、ハラスメント、低賃金、労働安全衛生等)
発生可能性

多数の人権リスクがこの位置の評価となっており、一部をまとめて記載

重要人権課題への対応

特定した重要人権課題について、リスク・コンプライアンス委員会を中心に、以下のように対応方向性を定めて取り組みを進めています。

人権課題等 対応方向性
体制構築
  • リスク・コンプライアンス委員会を中心に人権DDを推進する体制を構築
重要人権課題 職場のハラスメント
  • ハラスメント研修のグループ全体での体系的実施
長時間労働
  • 残業の多い業務の効率化、採用の促進
  • 長時間労働者の心身の健康状況管理促進
性別による差別
  • 性別による差別(LGBTQ+を含む)、アンコンシャスバイアスなどに関する研修のグループ全体での体系的実施
広告表現を通じた人権侵害
  • 広告の人権リスクのチェック体制・プロセス構築
取引先への人権侵害
  • 取引先への人権遵守の方針・ガイドライン策定と運用
  • 取引先を含む苦情処理メカニズム導入
労働安全衛生
  • サーベイを定期的に実施。ストレス等の問題がありそうな社員に対しては面談を実施
個人情報保護(消費者)
  • ISMSに基づく個人情報保護の取り組みの継続的実施