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クラウド配車業務プラットフォーム「IKZO Online」、未契約の協力運送会社も利用可能に

多重下請構造を貫く企業間のデータ連携で、荷主がドライバーの荷待ち・荷役時間までを把握

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、クラウド配車業務プラットフォーム 「IKZO Online」が、未契約の協力運送会社のドライバーにも利用できるよう機能強化をはかり、6月11日(水)より提供開始します。 

 IKZO Online未契約の協力運送会社は、 認証情報を用いて個別に発行されたIDとパスワードを入力し協力運送会社専用サイトよりアクセスし、案件情報、運送申込書、作業依頼書などをダウンロードでき、運送引受の回答、車番連絡の入力・変更、請負階層の入力が可能です。また未契約の協力運送会社のドライバーは、作業報告書に表示されるQRコードからIKZO Onlineの「ドライバー報告ページ」にアクセスし、スマートフォンのWebブラウザから運送情報を閲覧できるほか、荷待ち・荷役作業等の実績報告が可能です。 

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 国の試算では2030年度に約34%の輸送能力が不足する可能性があるとされており(※1)、物資の流通の効率化や多重下請構造の是正に向けた改善が求められています。輸送能力の復活には多重下請構造の是正と適正運賃収受の仕組みが必要とされ、下請階層ドライバーの物流現場での荷役作業の実態把握を含めた、荷待ち・荷役作業時間の短縮と積載効率の向上が必要です。メーカーからの2次請け以降の協力運送会社ともつながりたいというご要望にお応えし、この度の機能強化をはかりました。 

  今回の機能強化により、元請や1次請け、2次請け以降の多段階の企業がデータでつながり、多重下請構造を貫く企業間のデータ連携が可能となります。荷主は協力運送会社のドライバーの荷待ち・荷役等時間など作業状況までを管理できるようになります。IKZO Onlineから発注すると、新物流2法で求められる多段階の運送契約の書面化や実運送体制管理簿の作成(請負階層の自動表示)、さらに物流現場での荷待ち・荷役等時間の管理から実績を基にした請求までが一元化でき、サプライチェーンにおける物流業務の効率化をはかることができます。  

 荷主からドライバーまでの商流をデータでつなぐIKZO Onlineのメリット 
・企業間の物流取引に関わる業務(案件管理・配車業務・運行管理・運賃調整・請求支払)をデジタル化 。
・実運送体制管理簿の請負階層の自動計算が可能です。 
・荷待ち・荷役作業時間を、荷主にもリアルタイムで作業報告ができます。 
・作業時間の把握により、適正運賃の収受につながる実績を基にした運賃と料金の調整が可能です。

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 当社は、企業内のあらゆるデータの価値を最大化し、業務に携わるすべての人々の情報活用を支援し、物流業界の業務改善に取り組み、課題解決につながるサービス強化を図ってまいります。 

 ※1:国土交通省「物流の2024年問題について 

■価格

IKZO Online基本サービス 月額費用25,000円(税別。初期費用別途)
IKZO Online 案件登録 月250案件登録ごとに25,000円追加 
IKZO Online 基本サービス
(パートナー企業用) 
月額費用 無償 

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300
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