荷主・運送会社・ドライバーがオンラインでつながるIKZOが「ドライバーアプリ」を提供開始
実運送体制管理簿の作成および2時間ルールに対応、ドライバーの負荷軽減と物流取引の業務効率化
ウイングアーク1st株式会社
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、オンライン配車業務プラットフォーム 「IKZO Online」の新機能「ドライバーアプリ」を3月27日(水)より提供開始します。
「IKZO Online」は企業間の物流取引に関わる業務をデジタル化し、荷主・運送会社・ドライバーをオンラインでつなげることで一連の業務の効率化をはかります。貨物自動車運送事業法の改正(2月13日閣議決定(※1))にも対応しており、実運送事業者の名称や実際の運賃契約に基づいた実運送体制管理簿の作成が可能です。
新たに提供開始する「ドライバーアプリ」は、IKZO Onlineで登録した運行指示書の運送指示や条件等の内容をドライバーがリアルタイムにスマートフォンのアプリ上で確認できるサービスです。発注依頼したドライバーの荷待ち・荷役作業時間の計測・管理や依頼車両のステータス管理が可能で、「物流革新に向けた政策パッケージ (※2)」に掲げられている「荷主としての荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握」の2時間ルールに対応できます。
時間外労働の上限規制の施行やトラックドライバーの深刻な人手不足などに直面する物流の2024年問題では、荷主と実運送会社で合意した運送条件等のトラックドライバーへの共有や、荷待ち・荷役作業時間の改善、荷主からの実運送会社のドライバーのステータス管理が求められています。
■「ドライバーアプリ」機能と導入メリット
荷主側の情報管理が可能 | ドライバーアプリから登録された運行情報は、荷主も確認することができ政策パッケージで要件とされる荷主としての荷積み先・荷卸し先の荷待ち時間・荷役作業時間の管理や依頼車両のステータス管理が可能です。 |
荷待ち・荷役作業管理が容易 | 「待機時間」「荷役作業時間」「合計時間」の案件と車両が紐づいた作業実績の計測や車両の位置情報管理(到着管理) ができ、業務時間の削減や各種報告作業の手間を軽減し、荷待ち・荷役作業等の時間を2時間以内とする「2時間ルール」対応に活用できます。 |
リアルタイム共有で運行管理の効率化とドライバーの負荷軽減 | 案件情報や運行指示書などをドライバーアプリで確認でき、「リアルタイムの情報共有」「運送指示の変更」「完了報告」などを行うことができます。急な運行条件の変更もドライバーアプリに即時反映され確認できるため、情報共有の齟齬をなくし運行管理の効率化とドライバーの負荷軽減をはかります。 |
当社は、物流業界の業務改善に取り組み、課題解決につながるサービス強化を図ってまいります。
■価格
IKZO Online基本サービス | 月額費用20,000円(車両台数20台まで、ドライバーアプリ含む) 20台を超えてご利用する際は、追加車両1台あたり月額費用1,000円 |
※1:「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案」を閣議決定
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000747.html
※2:
令和5年10月6日 我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議「物流革新緊急パッケージ」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/buturyu_kakushin/pdf/kinkyu_package_1006.pdf
令和5年6月2日 我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議「『物流革新に向けた政策パッケージ』のポイント」https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/buturyu_kakushin/pdf/seisaku_package.pdf
■オンライン配車業務プラットフォーム「IKZO Online」
https://www.wingarc.com/solution/logistics/ikzo/
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