ニュース News
製品情報

ウイングアーク上海と上海認証局が提携、236億元の電子署名市場へ参入 

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下 ウイングアーク1st)は、中国の現地法人ウイングアーク上海(文雅科信息技术(上海)有限公司、以下 ウイングアーク上海)と同国で電子署名プラットフォーム「大家签」を提供する上海市数字証書認証中心有限公司(以下 上海認証局)が業務提携したことをお知らせします。

 上海認証局は、1998年に中央暗号解読指導グループと上海市政府の共同承認を得て設立され、政府機関、企業組織、個人ユーザー向けに電子認証、電子署名、電子印鑑、パスワードのアプリケーションサービスを提供する中国初の認証局です。また、中国全土で事業を展開している電子証明書発行のリーディングカンパニーであり、多くの国際規格の認証を取得しています。

 ウイングアーク上海では、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」を提供しており、「invoiceAgent文書管理」を中心に、上海認証局と連携した電子契約ソリューション、小売業における店舗マニュアル管理、倉庫業における出荷指示書管理、また、製造業における設計図面や管理帳票管理など、さまざまな業種および用途向けの文書管理ソリューションを展開しています。

 中国の電子署名市場規模は、2016年の8.5億元から大幅に成長し、2023年には236億元に達すると予測されています(※)。今回の提携により、ウイングアーク上海が提供する従来の帳票の作成、処理と管理及び運用から、信頼性が担保された文書への電子署名、証拠保全まで、機密性を確保したソリューション全体を提供することができるようになり、中国の電子署名市場のニーズに応えるものになります。

 また、最新事例として、数千規模の店舗数を展開している在中の大手小売チェーンストアでは、店舗の売上報告書の承認作業やサプライヤーとの売買契約作業へ「invoiceAgent文書管理」の電子契約ソリューションを導入し、各書類の印刷・郵送にかかっていた費用や時間の大幅な削減、月末繁忙期の担当者の作業の軽減を実現しています。

image.png

 ウイングアーク上海は、上海認証局とさらに協業を進め、共に在中企業に対し、企業のデジタル化創新を推進していきます。

 

(※)华经产业研究院 https://www.huaon.com/channel/trend/863653.html

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300
お問い合わせフォーム

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。