繊維および工業製品の専門商社である株式会社GSIクレオスが、伝票や帳票業務のデジタル化に「SPA Cloud」「invoiceAgent TransPrint」を導入
仕入伝票の入力作業の省力化と請求書のWeb配信を実現
ウイングアーク1st株式会社
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、繊維と工業製品の事業を柱にビジネスを展開する株式会社GSIクレオス(以下、GSIクレオス)が、伝票や帳票業務のデジタル化にあたり、ドキュメント管理ソリューション「SPA Cloud」および電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint(インボイスエージェント トランスプリント)」を導入したことをお知らせします。
繊維と工業製品の事業を柱に人の暮らしを豊かにするビジネスを展開するGSIクレオスは、「人材の充実と働き方改革への対応」を重要な施策として掲げ、業務のIT化を促進してきました。業務改革にむけさまざまな取り組みが進む中、GSIクレオスは、伝票や帳票業務のデジタル化を以下の2ステップで実現しました。
<ステップ1:仕入伝票の入力作業の省力化>
GSIクレオスの子会社でアパレル婦人服を販売する株式会社クレオスアパレルでは、70店舗の直営店を展開し、各店舗に商品を配布する際の入荷伝票が月に約1,000枚発生します。これまでは、手書きで書かれた仕入伝票のデータを基幹システムに取り込むために、本部の担当者がデータを手入力していましたが、これらの手入力の作業を省力化するため業務のデジタル化を検討しました。
検討にあたっては、伝票に書かれた手書き文字を読み取るOCRの精度とコストのバランスが重視され、必要に応じて適材適所で従来のOCRとAI OCRを使い分けることで トータルコストを抑えられる「SPA Cloud」が評価され、2019年11月に「SPA Cloud」の利用を開始しました。
導入後は、読み取ったデータを「SPA Cloud」に送り、基幹システムに取引先のフォルダごとに振り分けて自動的に格納する運用になったことで、仕入伝票の入力処理が省力化され、業務の効率化を実現しました。
<ステップ2:請求書のWeb配信>
GSIクレオスでは、外部との請求書などの帳票のやり取りは従来どおり紙で行われており、基幹システムから月末などの締め日ごとに、約1,000社の取引先に向けて請求書を発行していました。PDF形式で出力された請求書を紙に印刷し、取引先ごとに仕分けして封入、郵送する、これらの一連の作業は13名程の管理部門担当者が行っていました。
請求書の電子化の要望に加え、コロナ禍におけるテレワークへの対応もあり、請求書のWeb配信の仕組みの構築を検討しました。OCR基盤として導入していた「SPA Cloud」との連携しやすさに加え、取引先ごとにファイルを自動仕分けする機能を備える「invoiceAgent TransPrint」を評価し、2020年11月から「invoiceAgent TransPrint」を利用した請求書のWeb配信を開始しました。
Web配信で請求書を受領する取引先は現在500社ほどで、これまで取引先に請求書を発行するための印刷、仕分け、封入や郵送の作業が半減し、郵送料や紙代の削減にもつながりました。
■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/311.html
【GSIクレオスについて】
繊維および工業製品(化学品・機械・機器・ホビー・ライフ・ナノテクノロジー)分野の事業を柱とする専門商社です。
URL:https://www.gsi.co.jp/
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300 FAX:03-5962-7301
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