運送会社向けのDXを支援する新クラウドサービス「IKZO」を発売
業務をデジタル化し、ドライバーの働き方改革を推進
データの可視化で業務と収益構造の改善をはかる
ウイングアーク1st株式会社
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:田中 潤、以下 ウイングアーク1st)は、運送会社向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する新クラウドサービス「IKZO(イクゾー)」を発表し、運送会社におけるデータの可視化により業務改善をはかる「IKZOアナリティクス」を5月20日(木)より提供開始します。
取引が多層構造化する物流業界において、経済活動を支えるトラック運送業は2018年12月の貨物自動車運送事業法の改正による働き方改革や法令順守にむけた業務改善が求められています。加えて、ドライバーの人員不足が進む厳しい状況下においても、2024年4月から設けられる時間外労働の上限規制への対応が急務とされています。物流業界では業務の非3K化が進む中、多くの運送会社では未だFAXや紙の帳票によるアナログな業務が存在し、デジタル化を見据えた業務改善と経営状況の改善による収益化が求められています。
当社では、業種・業務特化ソリューションを軸としたクラウド成長戦略のもと、新規事業企画部門を設立し、特定業界向け新規サービスの創出に取り組んでいます。「IKZO」は、運送会社のヒト・モノ・カネを見える化するクラウドサービスです。この度提供される「IKZOアナリティクス」は、配車データを含む受発注データ、デジタコ(デジタルタコグラフ)データ、原価・コストデータや勤怠情報などのデータを、BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を活用してダッシュボードで可視化することができ、運送会社自らが継続的に収益構造の改善につながる環境を実現することができます。
◆トラックと人の生産性を向上
・トラック1台(またはドライバー1人)の原価、売上や粗利を可視化し、稼働状況を把握することで生産性の向上を図ります。
・デジタコの作業データを地図上に表示し、運行実績を可視化できます。
・属⼈化していた配車業務を配車表⼀覧で確認できるほか、稼働状況や労務状況をガントチャートで直観的に把握できます。
◆収益構造や労働環境の改善
・取引先、案件ごとの収支を可視化することで、最適な配車の割当や稼働率の向上に役立てることができます。
・事業所ごとの売上、原価、利益を簡単に表示でき分析できます。
・ドライバーの拘束時間、運行時間や売上高を表示でき労務管理に活用できます。
◆ワンクリックで簡単に帳票を作成
請求書や支払明細書を一括で出力できます。計算などの煩雑な手作業での帳票作成が不要になり、作業時間を大幅に削減します。
またあわせて、(1)データ入力を行う「入力支援」、(2)初期設定をサポートする「導入支援」、(3)定期的な活用支援を行う「APサポート」の3つのサポート支援を提供し、運送に関わる日常業務のデジタル化に不慣れな環境でも、物流ソリューションの専門チームが課題を解決しながら活用支援を行い、導入から運用の定着に至るまでをサポートします。
今年夏には、「IKZOアナリティクス」と連動して配車業務の可視化をはかる「IKZO Web」の提供を予定しております。ウイングアーク1stは、あらゆる業務で需要が高まるデジタルトランスフォーメーション(DX)に物流分野で対応する物流DXとして、運送会社の業務改善につながる機能強化を図ってまいります。
【「IKZO」ロゴ】
【「IKZO」のネーミング由来】
運送会社のヒト・モノ・カネを見える化し継続的な収益構造の改善につなげるというコンセプトのもと、「IKZOで行くぞ!」という掛け声とともに現場で親しみをもって業務改善に役立てて頂きたいという思いから「IKZO」と名付けられました。
「IKZOアナリティクス」の詳細については、以下をご覧ください。
https://www.wingarc.com/solution/logistics/
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
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