新年のご挨拶
ウイングアーク1st株式会社
ウイングアーク1st株式会社
代表取締役社長 兼C E O 田中 潤
あけましておめでとうございます。
昨年は、経済、ヒト、モノ、全ての分野において、新型コロナウイルスの影響を強く受けた1年となりました。世界全体が強制的な環境変化に対応せざるを得ない中で、悪い面のみではなく、前向きに生き方や足下を見直した方もいます。いろいろな状況が押し寄せる中で、経営者の方は覚悟が問われた方も多いのではないでしょうか。
当社のビジネスにおいては帳票のDXの波が押し寄せました。
「帳票DX」は、人が物理的なアナログ作業をしなくても済むようにしましょう、という考えですが、ペーパレスなんてほど遠い、と言われていた国や企業も、立ち行かなくなる現実と対峙せざるをえない状況となりました。
帳票のデジタル化は、脱ハンコ、電子化、請求書の共通化、インボイス制度の導入、と社会の流れとなり、20年以上帳票ビジネスに携わっていますが、帳票におけるアナログな業務の領域が急速に動くことは、はじめてと言えることです。2021年は法律も変わり、この動きも加速します。人口も減る、環境も変わる。ITをどこまで使いこなせるかが、カギとなることは明確です。
"働き方" と言う点では、当社は積極的な選択をしました。ひとつは、東京本社の執務エリアを返却し、全面的にリモートワークへ舵を切ったことです。
リモートワークが目的ではありません。新しい手法により、新しいものに触れることで、人は考えます。
例えば、当たり前と思っていた毎日通勤し出社する、と言う根底が変化すると行動も変わります。オンラインでの交流が主になってくると、"リアルに会う"ということのプレミアム感が生まれ、会うことに伴う準備や行動が変わるかもしれません。「変えない」ということは、今よりもよくなるチャンスを捨てることだと思っていますし、考えて変化していくことで人も進化できるはずです。
社員が一人ひとり考え、失敗や成功を通じて、新しい風や何かが生まれていく可能性に繋がりますし、そのような人の可能性に期待しています。
2020年は大変な事態をもたらしましたが、外的要因により新たなイノベーションが生まれることも事実です。私たちも"データ"と"テクノロジー"のモデルで牽引し、日本の次なる発展に寄与していく所存です。
本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300 FAX:03-5962-7301
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