一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)がDr.Sumを導入
年間1億件を超える、楽曲の利用に関する分配明細データの集計・分析にかかる負荷を軽減し「データの民主化」を目指す
ウイングアーク1st株式会社
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 潤)は、音楽著作権の管理を行う一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)のデータ集計・分析業務において、Dr.Sumが導入されたことをおしらせします。
Dr.Sumの導入により、楽曲の利用に関する膨大なデータを、担当者が集計・分析でき、経営層が動的に現状を可視化できる環境を構築し、業務負荷の軽減を実現しました。
【JASRACについて】
日本国内の作詞者・作曲者・音楽出版社などから音楽著作権の管理委託を受けるとともに、海外の著作権管理団体と相互管理契約を結んで国内外の音楽著作権を管理する非営利団体です。音楽利用者に対して利用を許諾し、その対価となる著作物使用料の徴収と権利者への分配業務のほか、違法利用に対する法的措置の実施、音楽文化振興事業や著作権啓発活動などの事業を行っています。
【背景】
音楽配信の主流がインターネット経由のダウンロードからサブスクリプション型へと大きく変化したことなどにより取り扱うデータ量が急増するなか、膨大なデータから必要なデータを抽出し、集計するのに多大な労力と時間を要することが課題となっていました。
このような課題の解消にとどまらず、JASRACが保有するあらゆるデータを分析・活用するという経営方針の実現に向けて、2018年6月にDr.Sumを導入し、新しいデータ集計・分析基盤を構築、2019年4月には役職員向けに動的にデータを参照できるデータポータルを公開しました。
【導入効果】
データポータルの公開後は、役職員自身が独自の視点でデータを動的に参照できるようになりました。データをスピーディーに集計しさまざまな切り口から分析を行うことが可能になり、従来は紙で出力していた分析者の視点によるレポートの必要もなくなり、ペーパーレス化を実現できました。また、Dr.Sumで集計した結果を基に「平成期における著作物使用料分配額 TOP100」を発表するなど、独自の指標データを広報素材として活用することで、JASRACの運営の透明性を高め、内部だけでなく外部への情報発信のためのデータ基盤としての活用を実現しています。
■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/197.html
なお、本事例内容は「WAF2019 | UPDATA! /【E3 15:10〜15:50】音楽著作物使用料の分配データを透明化!Dr.Sumで可能にした年間1億件を超える分配明細データの管理分析プラットフォーム」と題して、企画部 情報総合課 水谷 英彦様にご講演いただきます。
日時:2019年11月22日(金)
会場:ザ・プリンスパークタワー東京(〒105-8563 東京都港区芝公園4丁目8−1)
https://www.wingarc.com/forum2019/
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
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