文書データ活用ソリューションSPA最新バージョン「SPA Ver.10.2」および「SPA Cloud」を9月2日(月)より提供開始
~マルチフォームのOCRにより、請求書等のデータ化における課題を解決~
ウイングアーク1st株式会社
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 潤)は、OCRと文書管理がオールインワンになった文書データ活用ソリューションSPAの最新バージョン「SPA Ver.10.2」を、9月2日(月)より提供します。クラウドサービス「SPA Cloud」も同日発売となります。
本最新バージョンではマルチフォームデータキャプチャの実装により、請求書等のデータ化における課題を解決します。
昨今AI OCRの登場により、申込用紙や作業日報など単一フォームのデータ化は活字、手書きを含めデータ化の効率が向上しており、RPAと組み合わせることによる業務の自動化・効率化が進んでいます。
しかし、定型業務で使用される文書で外部から送付されてくる文書は単一のフォームで完結するものが60%、複数のフォームで1セットとなる場合が約40%(自社調べ)を占めている中、複数のフォームを1セットとみなしてデータできるOCRソフトが普及しておらず、依然として経理部門などでは手入力の業務から解放されていないのが現状です。
また、これらの課題を解決するためにSIベースでOCRを導入する事例もありますが、莫大な金額と時間を要する上、運用時のメンテナンスが現場担当者で完結できず、情報システム部への依頼やSIerへの委託となり、時間や費用の面でボトルネックとなっているケースが多く見られます。
新たにリリースされる「SPA Ver.10.2」は、マルチフォームデータキャプチャを実装したことにより、複数フォームが混在するPDFやTIFF文書のOCRデータ化をノンプログラミングで実現することができるため、これらの工数やコストを大幅に削減することが期待されます。
【新機能】
■空白フィールドの読み飛ばし※Deep Readの場合
文字が記載されていない空白フィールドを読み飛ばすことができるため、OCRコストの低減に貢献します。
■画像補正の成功率向上
位置補正の対象となる部分を指定することができるようになったため、画像補正の成功率が向上します。
■WingArc Data Captureの日本語対応(活字)
日本語の文字コードはJIS第1、第2水準に加えてJIS第3水準、JIS第 4水準、JIS補助漢字にも対応しました。
■レビューの多階層化
レビューの階層を複数設定できるようになったことにより、承認フローの効率運用を実現します。
■ユーザー認証基盤への柔軟な対応
SAML認証に対応したことでADFSやSFDCなど外部のID管理プロバイダーと連携可能になりました。またSPA Cloud環境においてSPA Bridge経由でオンプレ環境のADサーバーを使った認証が可能になりました。
「SPA」の詳細に関してはこちらとなります。
http://www.wingarc.com/product/spa/
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