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新年のご挨拶

ウイングアーク1st株式会社
代表取締役社長CEO 内野 弘幸

あけましておめでとうございます。

 2014年を振り返ると、国内の経済動向は、株価や企業業績は底堅く推移しましたが、収益力の差は拡大し企業間による業績の違いがより鮮明になったといえます。国際的には、政府の外交活動の活発さに反して近隣諸国との外交課題を色濃く感じました。一方で、一昨年、ユネスコ無形文化遺産とし食文化の"WASHOKU"が認定されたことに続き、"和紙"の新たな登録など、日本文化のすばらしさを再認識する年でもありました。テクノロジーの分野では、人工知能(AI)が、ロボットの社会浸透や車、スマートフォンなど、ITが暮らし方を変えていく可能性だけでなく、人類を凌駕する危険性を感じたことが特に印象深く残っています。

 昨年は、弊社にとって第二創業期となる一年でした。創業10周年の節目を迎え、製販一体のワンカンパニーとして新たに歩み始めました。特にクラウドビジネスに注力し、体制も含めた仕組みづくりができたことが大きな成果でした。また、クラウドで機能を提供することにとどまらず、情報活用における外部データの必要性を感じ、第三者データサービスの提供を開始しました。グローバル展開におきましても、シンガポールに拠点を新設し、中国をはじめ東南アジアにおける事業拡大を堅実に推し進めることができたといえます。

 2015年は、我々自身が"変革"する年です。

 情報活用を提案する企業として、「クラウド+第三者データサービスの提供」を強化してまいります。そして、お客様に使っていただき成果を実感いただくことが"Customer 1st"を掲げる我々の価値と考えており、お客様のイノベーションに寄与することを決意しています。それには、自らの革新が必要となります。

イノベーティブカンパニーとして"変革"するウイングアーク1stにどうぞご期待ください。

本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。