年頭所感
1stホールディングス株式会社
代表取締役社長 内野 弘幸
新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、東日本大震災や世界各地で発生する自然災害や経済危機など、これまでにない経験を通して、我々が企業として取り組むべきことを真剣に考え、着実かつ安定的な事業活動の継続が社会貢献の重要な要素となることを改めて認識し、より本質を求めようとする意識を変革した一年となりました。
1stホールディングスとして、新たなステージに駒を進めてから1年が経過し、グローバルに向けた活動においては、中国市場での出資を含めた新たな展開をはかり、1ステップ前進させることができました。昨年発表した新ブランド「MotionBoard +Mobile」はクラウド環境をさらに発展させるモバイル端末に対応する情報活用ツールとして、本年も更なる展開をはかってまいります。また、バリオセキュア・ネットワークスの子会社化によって、セキュリティサービス事業を主軸とするクラウド関連の事業が売上の一部を担うなど、クラウド環境に適した積極的な展開をはかったことも大きな変革のひとつと言えます。
さまざまな経験を経て新たに迎える2012年。ビジネスシーンでは、事業を継続的に発展させるために必要な機能・要素を見定め、的確なものを選ぼうとする意識、本質を見極めようとする意識が高まっています。また、そのような意識の変革のなか、ITをビジネスの成果につなげるため、パッケージ導入からクラウド選択へとシフトする流れを市場から体感しています。
本年も、日本のみならず世界経済も依然として厳しい状況にあると予想されますが、われわれの取り組むべき事業をしっかりと見定めて、中国をはじめとしたグローバル展開を推進するほか、クラウドコンピューティングに最適なサービス展開をはかってまいります。
1stホールディングスの今後の成長につながる重要なターニングポイントとなる1年とすべく、将来に向かって成長し続けるためのベクトルを示し、新たな取り組みを支える体制の構造改革を、覚悟をもって牽引してまいります。
[1stホールディングスについて] http://www.1st-hd.com/
1stホールディングスグループは、企業システムの情報アウトプット環境に着目し、その分野に特化した独創的なテクノロジーとソフトウェア、そして人的支援サービスをご提供して、情報活用に応える情報システムの支援に取り組んでいます。
(ウイングアーク テクノロジーズ株式会社、株式会社エフ・アイ・ティ、ディジタル・ワークス株式会社、株式会社フォー・クルー、文雅科信息技術(上海)有限公司、バリオセキュア・ネットワークス株式会社、孚世科信息技術(大連)有限公司および1stホールディングス株式会社は、「1stホールディングス」グループとして、グループ経営体制の構築と連携強化を推進しております)
1stホールディングス株式会社 兼 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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