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ヤンマー情報システムサービスが、北米・アジア・欧州6ヶ国にまたがるグローバルな販売管理分析システムにDr.Sum EAを採用

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、ディーゼルエンジンや農業/工業機械、環境機器の提供など幅広い分野でビジネスを推進するヤンマーグループの情報システム開発を担うヤンマー情報システムサービス株式会社(本社:大阪市淀川区、以下 ヤンマー情報システムサービス)が、北米・アジア・欧州など6ヶ国にまたがるグローバルな販売管理分析システムの構築にあたり、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用したことをお知らせいたします。

 さまざまな地域で事業を展開するヤンマーグループのシステムを支えるヤンマー情報システムサービスでは、部品の流通状況を把握・管理するため、各海外現地法人の情報を集約し、グローバルで部品の調達と供給を支えるシステムを展開しています。同社では、部品に関わる政策の立案・決定と行動、効果のレビューと改善といったPDCAサイクルを回していくことを目的に、部品調達システムに集約されたデータを活用し、グローバルな販売管理分析システム「GPMS:Global Parts Management System」を新たに開発、2010年10月に本格運用を開始しました。
 GPMSは、緊急オーダー完納率や受注回答納期遵守率など、受注実績売上・在庫データ、部品サービス状況や実績を、1画面で瞬時に把握することができ、北米・アジア・欧州など6ヶ国にまたがる部品サービスの状況を可視化しています。

 GPMSに採用するBIツールの選定にあたっては、当初、他のBIツールを導入し運用していましたが、事前に専用のデータマートを設計しなければならないほか、"別の角度で分析したい"という新たな要望への対応が困難であることが、開発工数と作業負荷を増大していました。そこで、「専用データマート不要で高速集計が可能」「ユーザー側で切り口を変えて自由にドリルダウンできる」「ノンプログラミングでグラフを使ったWebのインターフェイス画面の開発が可能」「OLAPツール」といった点を評価しDr.Sum EAに切り替えました。

 グローバルな環境での運用を実現するために、時差や通貨単位など異なる利用環境をもつそれぞれの地域の運用環境を考慮し、業務に支障のないよう勤務時間外のタイミングで更新を行う、また通貨のデータテーブルを追加する、サーバへの負担を軽減するため差分データを更新するなど、運用上のさまざまな工夫を凝らし、6ヶ国をつなぐグローバルな分析システムの構築を実現しました。現在では、必要な情報を瞬時に1画面で把握することができるため、効率的な分析環境が迅速な行動につながっています。

 採用理由についてご担当者様は、「以前の分析ツールでは10画面必要だったものが、Dr.Sum EAでは、集計したい情報やグラフをWeb上で自由に設定できるので、1画面で対応することができ、開発工数は飛躍的に向上しました。データ量は圧倒的に増えているのですが、グラフ作成のスピードは変わっていません。今後はほかの海外現地法人のデータ追加も予定していますし、データの持たせ方やビューの組み方はもっと工夫していきたいと思います」とコメントしています。

「Dr.Sum EA導入事例」詳細については以下URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/dr_sum/usecase/

[ヤンマー情報システムサービスについて] http://www.yanmar.co.jp/yiss/
設立:1986年9月
所在地:大阪市淀川区
事業内容:
・ヤンマー株式会社およびヤンマーグループ各社が立案、設計、推進する情報システムの開発
・情報システムの維持、運営
・情報資源(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク)の調達、運用管理
・コンピュータ関連機器の賃貸借、売買

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

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