ウイングアーク、損保ジャパンひまわり生命保険の帳票システム基盤にSVFを展開
SVFの拡充で保険業務の帳票運用を効率化
クレジットカードによる保険料収納に伴い、2次元コード対応の帳票を展開帳票のメンテナンス性向上で事務作業を大幅に効率化し、プレ印刷用紙の廃止により在庫管理の省力化を実現
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、損保ジャパンひまわり生命保険株式会社(本社:東京都新宿区、以下 損保ジャパンひまわり生命保険)が、2009年11月に開始したクレジットカードによる保険料収納に伴い、基幹システムの帳票出力基盤として採用されている帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下 SVF)のバージョンアップを実施したことをお知らせいたします。
損保ジャパンひまわり生命保険は、新たにSVFX-Designerを採用し、2次元コード対応の帳票を展開したことで帳票のメンテナンス性を大幅に向上、またプレ印刷用紙の廃止によって在庫管理の省力化を実現しました。
損保ジャパンひまわり生命保険は、2000年から2001年にかけて既存のIT資産を有効活用しながらレガシーシステムとオープンシステムを融合させる「ミレニアム」と呼ばれるシステムを構築しました。当時の開発要件を満たす製品として、業務システムで共通に利用する帳票出力基盤にSVFを採用し、社内向けの帳票だけではなく顧客向けの帳票生成に活用していました。具体的には、社内で運用される代理店手数料明細や金銭の取引を行った際に出力されるプルーフシート、各種オンライン帳票のほか、インターネット経由で代理店がお客様に提供する保険の設計書や申込書など、共通サーバーに導入されたSVFで帳票を生成し、フロントエンドのプリンターで印刷する仕組みを提供していました。
2009年11月、損保ジャパンひまわり生命保険は、顧客サービスの一環としてクレジットカードによる保険料収納を開始しました。これに伴い、クレジットカード番号の管理を行う外部のサービスと連携するために、帳票に2次元コードを印字し、それをスキャナーで読み取ることで外部のサービス会社から認証を得る仕組みが必要でした。そこでSVFのバージョンアップを行い、"2次元コード対応・直感的で容易な操作性"を評価し、この仕組みを実現する製品として帳票デザインツール「SVFX-Designer」を新たに採用しました。
SVFX-Designerの導入によって、GUIの容易な操作性で2次元コード対応の帳票を展開、クレジットカードによる保険料収納に対応できる帳票運用が可能になりました。そのほか、名義変更や住所変更などに対応する保全業務にも活用されたことで、入力ミスの軽減、帳票のメンテナンス性向上につながり、事務作業の大幅な効率化を実現しました。また、これまであらかじめデザインが印刷されていたプレ印刷用紙を使っていた帳票運用を見直し、白紙の汎用用紙にSVFX-Designerで設計した枠やデザインを含めて印刷する仕組みに変更したことで、在庫管理の省力化にもつながっています。
今回、共通サーバーに導入されているSVFのバージョンアップでC版からJava版にコンバージョンされた帳票の種類は約700種類にものぼります。今後、損保ジャパンひまわり生命保険は、より表現力の豊かな帳票の実現により、さらなる顧客サービスの向上への取り組みを検討されています。
「SVF導入事例」詳細については以下URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/svf/usecase/
[損保ジャパンひまわり生命保険について]
http://www.himawari-life.com/
1981年にアイ・エヌ・エイ生命保険として設立された損保ジャパンひまわり生命保険。2002 年の損保ジャパン発足に伴い、現在の社名に変更し、グループ企業の1社として損害保険事業と並んで重要な生命保険事業を展開している。近年では2008 年8月より提供を開始した主力製品である終身医療保険「健康のお守り」が好評で、「2009 年日経優秀製品・サービス賞最優秀賞」を受賞した。損保ジャパングループの中で、代理店、銀行窓口、ライフカウンセラー(直販社員)、通信販売などの幅広いチャネルを通じて生命保険事業を展開。2009 年10月末、保有契約高(個人保険・個人年金保険の合計)が10 兆円を超えた。
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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