ウイングアーク、市場ニーズに対応し進化し続けるSVFの安定・安心・安全な総合帳票基盤を展開
クラウド対応にむけて新たに「帳票クラウドTM」を発表
帳票基盤ソリューション「SVF」シリーズの新製品および新バージョン9製品群を発表
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF)シリーズの新製品および新バージョン9.0製品群を順次出荷し、安定・安心・安全な総合帳票基盤を強化、拡充するとともに、クラウドコンピューティング上で基幹系・業務系システムからの帳票運用に対応する「帳票クラウド」への取り組みについて、お知らせいたします。
SVFはこれまで、業務に欠かすことの出来ない帳票運用の効率化のため、さまざまな運用条件で帳票を出力できる環境を提供し、上位システム連携や各種アウトプットモジュール提供、プリンター対応など幅広い運用環境に柔軟に対応できる帳票ソリューションを提案してまいりました。情報が集約され最終的なアウトプットとして形になる帳票は、社内だけでなく、企業間やお客様に対してなどさまざまなシーンでやり取りされています。情報を伝達する帳票は、変化し続けるシステム環境に対して柔軟な対応と安定的な運用が求められ、システムの構築・運用において非常に重要な役割を担っています。
ウイングアーク テクノロジーズは、業務で活用されている総合帳票基盤の機能強化を行うと共に、これから対応が求められるクラウドへの対応を積極的に進めてまいります。
◆クラウド対応にむけて~「帳票クラウド」
企業が物理サーバを持たず、仮想H/W上でシステムを構築し運用しようというクラウドコンピューティングが注目を集めています。基幹系・業務系システムのクラウド化において上位システムから切り出しやすい帳票運用のクラウド対応は業務に欠かせないものとなります。そこで今回、クラウド環境でSVFを動作させ「帳票総合基盤」として運用する「帳票クラウド」について、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)の環境での開発・研究をすすめ、2010年度内のサービス提供を予定しています。
◆システム開発の現場において求められるニーズに応え、以下の新製品を市場に展開してまいります。
・「Text Connect for .NET Framework」(5~7月発売予定)
.NETアプリケーションからの帳票出力の要望に対応し、.NET Frameworkの上位アプリケーションで作成された印刷データを関連製品「SVF for .NET Framework」に受け渡し、プリンター印刷、PDF出力する製品。
・「OpenBOST for SVF」(6~8月発売予定)
HOSTなどのレガシーシステムやERPパッケージ、オープン系システム等で構築された基幹・業務システムから出力される帳票データの仕分・振分・データ変換を行い多彩なアウトプット出力運用を実現します。
・「SVF for Excel」(2010年秋発売予定)
Web環境でのExcel利用ニーズに対応。帳票データをExcelのシート上に出力するExcel帳票出力用モジュール。
◆新バージョン「SVF Ver9」 ~安定・安心・安全を実現する総合帳票基盤の機能強化~(2010年8月から順次発売予定)
・WEB帳票運用拡張のため機能強化[SVF for PDF]
PDFプリセット機能:部数の指定/印刷するページの指定/ページに合わせ用紙選択/両面印刷/拡大縮小などPDFの印刷設定をあらかじめ設定。
PDFレイヤー機能:SVFX-Designerで設計したレイヤーがそのままPDF生成時同じレイヤー構成されPDF化される。必要に合わせレイヤーを組み合わせて表示印刷。
PDF/X対応機能:印刷用途に最適化されたPDFの規格に対応、印刷上問題となる不確定要素をできるだけ排除し、文字化けを防止。
・グローバル対応強化 多言語/サロゲート[SVF、RDE]
タイ語を追加し7言語に対応:中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語、チェコ語、フランス語、英語、タイ語
多言語チャート生成
サロゲートペア機能強化:SVFの内部処理および出力によって、サロゲートペア領域の文字をそのままの文字コードで扱い出力。
・フォーム設計生産性向上 機能強化とGS1対応[SVFX-Designer]
OpenOffice.orgからの読み込み機能追加:これまでのExcel・Word・PDF・紙に加えて、OpenOffice.orgにも対応し読み込み機能を充実。
新規格バーコード(GS1 DataBar ※)に対応:世界流通標準化機関が2010年10月に標準化、一般消費財をはじめ全ての商品のマーキングに利用できる標準シンボルGS1 DataBarに対応し、バーコード対応を拡張。
ダイナミックアトリビュート機能向上:アイテムに属性を設定し、条件に応じて属性を動的に変更。
文字認識(OCR)性能向上
・帳票印刷機能 改善と強化[SVF for Java Print]
EMF印刷の性能向上(SVF EMF PLUS):SVF EMF PLUSドライバーを新たに印刷速度向上。
フォント埋め込み出力(PCL5):フォントを埋め込んだPCL5のプリントデータの運用で、プリンター側にフォントがなくても印刷できる。
トナーセーブ機能追加(RPCS/LIPS4/ART4)
用紙種類指定印刷機能追加(RPCS/LIPS4/PS)
1995年にSVFが誕生して2010年で15周年を迎えました。今後も引き続き業務現場の開発工数削減、ビジネスの効率化に貢献できる製品・サービスを展開してまいります。
※注:GS1 DataBar
世界流通標準化機関が標準化したシンボルです。一般消費財をはじめ、全ての商品のマーキングに利用できる標準シンボルです。標準化以前は「RSS」と呼ばれていましたが標準化に合わせて「GS1 DataBar」として統一されました。標準化は 2010年1月1日です。
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