関電システムソリューションズ、プロジェクト収支把握でビジネスを前進
経営の健全化、安定化に貢献するデータ分析システムをDr.Sum EAで構築
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、関西電力グループの総合情報サービス企業としてお客様に最適なソリューションを提供する関電システムソリューションズ株式会社(以下 関電システムソリューションズ、本社:兵庫県西宮市)が、プロジェクト管理を収支の観点から把握するためのBI製品選定にあたり、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用したことをお知らせいたします。
関電システムソリューションズは、関西電力グループのシステム開発および運用を一手に担っており、システム開発のプロジェクトは年間2000件以上に上っていました。同社ではプロジェクト単位、部門単位、事業領域単位の収支管理の集計作業を、Excelを利用して手作業で行っていたため、締め処理完了後に短期間でデータ集計作業を行わなければならず、データ加工にかかる作業工数の負担が増加していました。そこで、これらの作業の効率化とデータの情報共有をはかるため、BI製品の導入を検討し、"着手しやすいシステムであること""小さく生んで大きく育てられること"を条件にBI製品の選定をおこない、ウイングアーク テクノロジーズのデータ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用しました。
Dr.Sum EAが評価され、採用されたポイントは以下です。
「レポート開発生産性の高さ」
「マニュアル不要の分かり易いGUI設計」
「スモールスタート構想に合致したサーバライセンス体系」
2008年4月、同社はDr.Sum EA Datalizer for Webでプロジェクト管理アプリケーションのデータ分析環境を整備し、工数実績管理表、案件別収支管理表を、チーフマネージャー以上の約30名の役職者を対象にスタートしました。その後、2009年4月には、プロジェクト管理の精度向上だけでなく、契約管理機能との連携をはかり受委託管理システムをリリースしました。この時点で利用ユーザは、役員から、管理者、プロジェクト管理者、営業担当者、庶務担当者まで500名程度に拡大し、権限に応じたデータ分析を可能としました。
Dr.Sum EAの導入後は、プロジェクトに関わるエンジニアの有償稼働率や予算実績推移などプロジェクトの進捗状況が可視化され、リスク回避と迅速なアクションを起こすことができるようになり、業務の改善と効率化を実現しました。また、これまで3時間程度かかっていた資料作成は約10分で作成可能となり時間短縮についても効率化が成功しています。
同社 経営改革推進本部 取締役 企画経理部長 十河正興氏は、次のようにコメントしています。
「手作業によるデータ集計から開放されて業務が効率化したことで、全社レベルで下期に入るタイミングにあわせて今年の売上予測を立てたり、大規模プロジェクトでリスクが高まっている案件はないか、あったとしたらその原因が何かを迅速に把握でき、ただちにアクションを起こすことができるようになりました。まさに、経営の安定化、健全化に貢献するしくみといえます。」
データ分析に高い効用があることを認識した同社は、今後この取り組みをシステムの品質や顧客満足を向上するために広げていくことを検討しています。
Dr.Sum EA導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/dr_sum/usecase/
[関電システムソリューションズ]http://ks-sol.jp/ | |
設 立: | 2004年10月1日 |
所 在 地: | 兵庫県西宮市笠屋町 |
事業内容: | 関西電力グループの戦略的情報システム会社として、同グループおよび企業・組織の経営・業務改革を強力に支援。情報通信システムのコンサルティング、情報化戦略の立案、情報通信システムの計画、設計、構築、保守、運用管理までをワンストップサービスで提供する。 |
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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