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CTCとウイングアーク、JRubyを利用したエンタープライズ向け帳票分野で協業

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一)とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野 弘幸、以下ウイングアーク テクノロジーズ)は、7月14日より、エンタープライズ市場を対象にJRubyを利用した帳票ソリューションの共同展開を開始します。

 CTCは、企業向けの大規模システム開発で豊富な実績を有しています。特に最近では、オブジェクト指向スクリプト言語である「Ruby」や、Rubyによる開発の生産性を高めるWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails 」、さらにJava仮想マシン(JVM)上でRubyを実行する「JRuby」およびそのフレームワークである「JRuby on Rails」を利用したシステム開発でも実績を重ねています。
 一方ウイングアーク テクノロジーズは、エンタープライズ市場における帳票開発の工数削減を実現する帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」を提供し、約16,000社(2008年2月現在)の導入実績を誇ります。「SVF」は、企業システムに欠かすことのできない帳票運用の短期構築をはかり、業務負荷軽減と高い精度とパフォーマンスを備えた帳票作成を実現します。業務に適した表現豊かな帳票を開発、帳票開発の生産性向上をはかるだけでなく、業務用途にあわせた幅広い帳票運用環境を提供いたします。
 SVFによる帳票システムの設計、開発、構築にJRuby on Railsの技術を適用することで、高品質なエンタープライズシステムを短期間で構築することが可能になります。

  なお、両製品の連携詳細については下記URLをご参照ください。
 http://www.wingarc.com/iwld/ctc/index.html

■Ruby/JRubyについて
Rubyは「まつもとゆきひろ」氏によって開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。JRubyはJavaでRubyを実装したものであり、Javaのプラットフォーム非依存やJavaAPIを直接呼び出せる利点を持ちます。

■Ruby on Railsについて
Ruby on Railsは「David Heinemeier Hansson」氏により開発されたWebアプリケーションフレームワークです。強力なコードジェネレータ機能とWebアプリケーションに必要となる共通的な機能を包含し、より簡単にWebアプリケーションが開発できるように設計されています。JRubyを実行環境として利用する場合、JRuby on Railsと呼ばれます。

■Super Visual Formade(SVF)について
膨大な帳票開発の効率化と多様な出力要件に応えるための帳票開発支援ツール。あらゆる様式の帳票設計に対応し、基幹システムの大量帳票出力を実現します。帳票開発の大幅な工数短縮をはかり、業務用途にあわせ、PDF・大量出力・Webからのクライアント印刷・メール・ FAXなど、運用にあわせた幅広い帳票運用環境を提供いたします。

[伊藤忠テクノソリューションズ株式会社]
代表取締役社長: 奥田 陽一
本  社: 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル
創  立: 1972年4月
従業員数: 6,693名(2008年4月1日)
事業内容: コンピュータ・ネットワークシステムの販売・保守、ソフトウェア受託開発、情報処理サービス、科学・工学系情報サービス、サポート、その他

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
コーポレートコミュニケーション部 担当:佐藤
Tel:03-6203-4100 Fax:03-5512-3013
E-mail:press@ctc-g.co.jp

ウイングアーク テクノロジーズ
広報担当 小田嶋
TEL:03-6710-1700 FAX:03-6710-1701
E-Mail: pr@wingarc.co.jp