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東映、生産管理システムのデータ分析ツールとしてウイングアークの「Dr.Sum EA」を採用

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下 ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸)は、半世紀以上にわたって数多くの優れた映像を世に送り出してきたエンターテインメント企業である東映株式会社(以下 東映、本社:東京都中央区、代表取締役社長:岡田剛)が、生産管理システムのデータ分析環境の再構築にあたり、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用、導入し、一部門からスタートしたデータ分析環境が全社に展開されたことを、お知らせいたします。

 東映では、1990年代後半、メインフレームとオフコンで稼働していた会計システム、人事・給与システム、配給収入管理システムなどの基幹システムをクライアント/サーバ型システムにリプレイスを検討していました。そこで、データ分析結果を反映した帳票の開発にかかるシステム構築工数を抑える意味合いも含め、配給収入システム、ビデオ販売管理システム、会計システムに欧米のBIツールが導入され、ビデオの売上傾向分析ツールとして活用されていました。しかし、データ抽出に非常に時間がかかるためデータ分析結果をすぐに活用できない、また、高額なライセンス料のため限られたユーザのみしか利用できないなど、データ分析環境の全社展開が難しい状況にありました。

 そこで、貴重なデータを各部門でも活用したいという要望に応え、業務の効率化をはかるため、同社は2003年2月にDr.Sum Standardを導入、必要な情報を必要な時に確認できるシステム環境を構築しました。2005年には大容量のデータに対応できるDr.Sum EAにアップグレード、教育映像販売管理、興行収入管理、配給収入管理や商品販売管理など幅広いシステムで導入されています。

「Dr.Sum Standard」および「Dr.Sum EA」が導入された理由は以下の通りです。
1.優れたデータ処理速度
2.使い慣れたExcelインターフェイスによる集計環境
3.導入コストを抑えるクライアントフリーのライセンス体系

 2002年に京都撮影所で導入された「Dr.Sum Standard」から始まり、現在では「Dr.Sum EA」が全国の支社や撮影所で活用されています。約145ユーザが日常的に「Dr.Sum EA」でデータ分析する環境が整い、全社レベルでのデータ共有を実現されています。
同社 情報開発室 室長の木村直道氏は「作業が"便利"になったことで業務の効率化が実現されました。これまで一晩かかっていたデータ抽出が今では5分、一瞬で手に入ります。帳票開発においても、大幅なコスト削減になりました」と語っています。
 同社は、2008年6月に新しい映像資産管理システムを構築予定で、このシステムでもDr.Sum EAを活用する予定です。経営の効率化のため、業務を便利にする環境づくりを目指すとともに、業績の改善に努め、積極的に多面的・総合的な経営効率化を進められています。

東映様のDr.Sum EA導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/dr_sum/usecase/

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