ウイングアーク、ホストマイグレーション分野で基幹帳票分野のオープンシステム移行が帳票ミドルウエア「RDE」によって加速。
わずかリリース1年半で圧倒的な導入実績、すでに基幹システムに420サーバが採用。
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、全社システムの最適化に対して、ミッションクリティカルな基幹帳票運用の分野でオープンシステムへの移行を実現するミドルウエア「Report Director Enterprise(レポート ディレクター エンタープライズ、以下RDE)を機能強化し、新版3.0として、8月1日より出荷開始することになりましたので、お知らせいたします。
従来メインフレームによる基幹システムからのオープン化は、多くの企業が本格的に着手している重要なテーマです。とくに、各企業は自社の競争力を維持し、TCO削減やROIの観点から基幹システムの全社最適化をはかるため、これまでのシステムを有効活用しつつ、新しいWeb化への取り組みを急ピッチで進めています。しかし、業務周りの基幹系帳票システムの移行に対しては、レガシーなシステムでできなかった拡張性やビジネスの変化に即応できる適応力を期待する一方で、レガシーシステムでは当たり前に出来ていた帳票のスプール・再印刷・拠点での大量印刷・プリンタ監視などがオープン化では大きな課題となっており、ほとんどのレガシーマイグレーションでは手作りで対応されているのが現状です。
RDEは、こうした背景からボトルネックとなる基幹帳票システムのオープン化を可能にしたミドルウエアです。製品リリース(2003年10月)以来1年半で、製造業、金融、物流などの大手企業の基幹システムに対して、すでに420サーバを超える採用実績があり、オープンシステムへの基幹大量帳票出力の移行と、拠点に分散する印刷システムを解消して運用管理の統合集中化、さらに既存資産の有効活用と運用保守の大幅な削減を実現しています。
RDE 3.0の標準価格(税別/導入・稼働支援サービス込み)は360万円から。販売目標は年間で前年比35%アップの567サーバの受注を見込みます。RDE 3.0出荷は8月1日より開始を開始します。
RDEは、クライアントサーバシステムのWeb化や基幹のホストシステムからオープン系システムに移行する際に発生する大規模帳票出力の基盤として、企業の拠点に散在するプリントサーバを解消し、すべての印刷環境を集中化することができます。帳票文書はRDE独自のRDBにスプールされ、ブラウザベースで拠点バッチ配信や遠隔からプリンタや文書の管理が行えます。また、マルチプラットフォーム対応により、固有のOSや特定のプリンタに依存することなく、既存のシステム資産を活かして企業の多様な帳票印刷を高速かつオープンに、さらに統合化できる唯一のソリューションです。
RDEによる基幹帳票システムの集中管理では、実際に1日最大25万ページ規模の帳票出力にも耐用する処理能力や十数拠点・プリンタ台数が数百台規模の一括運用管理を行うなどの場面に採用されており、RDEは基幹システムと同様に帳票運用の中核におかれます。とくに、ミッションクリティカルな業務においては、クラスタ構成を取りながら運用できる製品です。
RDE 3.0は、ver.2.2以降以下のミッションクリティカルな運用に対応した機能強化とユーザ環境の管理機能強化をはかります。
・ DBとのコネクションブーリングとクラスタリング(アクティブ/スタンバイ)による運用の強化
・ RDEサーバの多重処理(印刷の同時要求)とクライアント印刷の負荷軽減
・ ホスト印刷と同様のバナー挿入(印刷文書の仕分け)機能
・ RDEで作成する帳票文書の処理結果のみならずプリンタの状態監視ログを統合運用管理ミドルウエア(NEC WebSAM、HITACHI JP1、IBM Tivoliなど)と連携させた運用を実現
・ 拠点別プリンタへの自動印刷(PrintAssistant)の機能強化
・ 基幹系伝票発行の運用にあわせ、複数の伝票様式の用紙変更に対する文書のステイタス制御、クライアント単位の印字位置調整機能
・ 大量にスプールされる帳票文書から検索機能強化
・ ユーザ認証機能の強化
製品名称:「Report Director Enterprise ver.3.0」
製品価格:Report Director Enterprise 1サーバ/1CPU ライセンス 3,000,000円。
※ 追加CPUライセンス:1CPU毎に1,500,000円(すべて価格表示は消費税別)
RDE導入稼働支援サービス:600,000円 ※製品導入時に推奨しています
また、ウイングアーク テクノロジーズでは、RDE3.0のリリースにあわせ、最新のRDEを活用した帳票分野のマイグレーションを実現するセミナーを開催します。
セミナーの詳細と申込みは 下記URLをご覧ください。
http://www.wingarc.com/doc/seminar/kikan/index.htm
・セミナーの概要:基幹帳票運用セミナー
<東京会場>
■開催日 8月5日(金)・26日(金)
■時 間 10:00~12:10
■受講料 無料
■会 場 ウイングアーク テクノロジーズ セミナールーム
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
■セミナーに関する問い合わせ
E-mail:tsales@wingarc.co.jp TEL:03-5766-2833
RDE3.0稼働環境は以下のとおりです。
■サーバ環境について
・ UNIX版/Linux版 サーバ環境
Solaris 8(SPARC)、9(SPARC)、 AIX5L、 HP-UX11i(v1:PA-RISC、v2:Itanium2)、Red Hat Enterprise Linux AS3.0(x86互換、32bit)、Red Hat Enterprise Linux ES3.0(x86互換、32bit)
SuSE (R) Linux Enterprise Server8 for S/390 (IBM zSeries(64-bit)、IBM S/390 (31-bit))
・ Windows版 サーバ環境
Windows(R)2000 Server、Advanced Server※、Windows(R) Server 2003 Standard Edition(32bit)、Windows(R) Server 2003 Enterprise Edition(32bit)※
※Windows(R)2000 Datacenter Server、Windows Server 2003, Datacenter Editionには、対応していません。Microsoft(R)クラスタサービスや、ターミナルサービスには対応しておりません。Windows(R)2000,2003での詳細については、ウイングアーク テクノロジーズまで問い合わせください。
・ Java環境 JDK 1.4.2
※ Report Director Enterpriseは、同サーバソフトウエア、管理者のための環境設定、一般 ユーザが利用するためのRDE UtilityとSVF for Java Printで構成されます。
■クライアント環境について
Windows(R)XP Professional(32bit)、 Windows(R)2000 Professional
ブラウザ Internet Explorer5.5 SP2および6.0
Java Plug-in 1.4.2
※詳細は、ウイングアーク テクノロジーズにお問い合わせください。
※バージョンの詳細は、ウイングアーク テクノロジーズにお問い合わせください。
【補足】
[ウイングアーク テクノロジーズの「総合帳票基盤」について]
ウイングアーク テクノロジーズの「総合帳票基盤」は、情報システムの帳票に関わるさまざまな業務の要件に応えるため、Super Visual Formade(SVF)をコアに、必要な関連ソフトウエア部品をつなぎその組み合わせによって短期システム構築を実現し、柔軟に帳票システムを拡張できる基盤ソリューションです。
[Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズについて]
帳票・レポート・ドキュメントの分野で、システムの「データ」と業務用途に合わせた「フォーム」を使い、より見やすくわかりやすい形にする技術、それが「フォーム&データ」です。ウイングアーク テクノロジーズは、企業の情報システム部門や大手SI企業が取り組む業務アプリケーション開発の効率化を目指し、お客様の要件に合わせてソフトウエア部品を繋ぐ・組み合わせることで、システム開発の現場に効率と運用負荷の軽減をはかり、業務の現場に生産性の向上と業務改善をもたらす価値あるソフトウエアを提供しています。
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 金子/小田嶋
t-kouhou@wingarc.co.jp