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ウイングアーク、基幹系帳票開発とオープン系帳票開発を一体化する大規模開発向け新ソフトウエアを発表

-Rational Software Plug-in「SVF Designer for WebSphere」を利用して帳票基盤をIBM WebShere上で展開-

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
日本アイ・ビー・エム 株式会社

本プレスリリースは、ウイングアーク テクノロジーズと日本IBMの双方より配信されていますので、あらかじめご了承ください。
さらに、以下の新機能によって大規模開発における帳票設計・運用を短期間で効率よく実現します。
・ 作成した印刷資源をサーバ上に配置する(Deploy機能)ことで帳票資産の共有をはかる
・ 作成した帳票の世代管理によってバージョン管理システムと連携をはかる
・ ホスト系帳票の特徴であるCPI/LPI(注4)を考慮した設計をグリッドモードにより容易に実現する

日本IBM大和ソフトウエア開発研究所は、同研究所の持つIP(注5)サービス・コンポーネントを利用して、ウイングアーク テクノロジーズの本製品を開発支援しました。ウイングアーク テクノロジーズは、「SVF Designer for WebSphere」を大手SI企業や日本IBMが手がける大型案件への帳票設計ツールとして提供していきます。本製品は、向こう3年間で(2005年11月末から)約500セットの販売を見込んでいます。

なお、ウイングアーク テクノロジーズは、本製品を、6/29~7/1に開催されるソフトウエア開発環境展「SODEC」(東京ビッグサイト、主催リードエグジビジョンジャパン、詳細はhttp://web.reedexpo.co.jp/SODEC/)において、同社のブースで出品する予定です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、日本IBM(以下、日本IBM、本社:東京都港区 代表取締役社長:大歳卓麻)の協力のもと、基幹系帳票とオープン系帳票を一体化する、大規模開発向けの新しい帳票ソフトウエア「SVF(注1)Designer for WebSphere® supported by Rational® Software、以下SVF Designer for WebSphere」(注2)を本日発表します。新製品は2005年11月末より出荷を開始する予定です。

ビジネス環境が急速に変化する中、企業は自社の競争力を高めるためにレガシーシステムを有効活用した形でのWeb化に取り組んでいます。また,これにともない,基幹系帳票をオープン系システム上で印刷するための移行作業も進められています。

従来、基幹系とオープン系の帳票に関しては,それぞれのプラットフォームごとに設計開発・運用が行われてきました。しかしそういった環境では、プラットフォームごとに帳票開発の手法が異なり、設計の重複にともなう作業量の増加や運用の煩雑さが増加するため、コストの肥大化が課題となっていました。

本製品は,オープン系帳票出力に関して実績のあるSuper Visual Formade設計部と同等の帳票開発環境を提供すると同時に、基幹系プリンター向け印刷資源の作成も可能とするため,一度の設計作業で,基幹系・オープン系向け2種類のオーバーレイ資源を開発することができます。また、オープンソースである「Eclipse」をベースとした,開発者にとって使い慣れた統合開発環境で動作することで、統一感のある操作性を提供します。つまり、Web画面から印刷帳票開発まで一連のシステム開発作業をひとつの統合開発環境内で行うことができ、設計開発・運用時の作業を大幅に軽減することができます。

IBM、WebSphere、Rationalは、IBM Corporationの商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

(注1)SVF: オープン環境での短期帳票開発から運用までを実現する帳票基盤ソリューションです。これまで基幹系オープンシステムで11,000社以上に採用されてきました。とくに、日本固有の帳票設計に幅広く適用できる開発環境とオープンシステムで業務の用途に合ったさまざまな帳票アウトプット環境を提供しています。

(注2)「SVF Designer for WebSphere(supported by Rational® Software)」製品概要:
価格:ウイングアーク テクノロジーズへお問い合わせ下さい。
動作環境:
* RAD(IBM Rational Application Developer for WebSphere Software V6.0)及びRWD(IBM Rational Web Developer for WebSphere Software V6.0)のプラグインとして利用できます。

(注3)Eclipse:オープンソースの統合ソフトウェア開発環境(IDE)の一つ。Java開発者を中心に急速に普及しており、ソフトウェア開発の共通プラットフォームの標準になると予想されている。IBMが1999年から進めていた開発ツール研究プロジェクトの研究成果を2001年11月にオープンソースとして提供し、誰でも無償で入手・改変・再配布できるようになった。

(注4)CPI/LPI:CPI(Caracter per Inch):1インチあたりの文字数、LPI(Line per Inch):1インチあたりの行数
(注5)IP:Intellectual Propertyの略

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社について
URL http://www.wingarc.com/
ウイングアーク テクノロジーズは、企業の情報システム部門や大手SI企業が取り組む業務アプリケーション開発の効率化を目指し、業務に欠かせない「帳票・レポーティング・ドキュメント」の分野で、ソフトウェア部品を繋ぐ・組み合わせる手法で要件に適したシステム構築を実現しています。とくに、システムが扱う「データ」と、人が見やすく使いやすい「フォーム」を組み合わせる技術と業務の用途に応じて動的に「帳票・レポーティング・ドキュメント」を生成するソフトウエア製品を開発・販売しています。

ウイングアーク テクノロジーズ アカウントセールス部
TEL:03-5766-2833
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 金子/小田嶋
e-mail: t-kouhou@wingarc.co.jp

日本IBM
ダイヤルIBM TEL:0120-04-1992
広報・富田
Tel: 03-5563-4836 Fax: 03-3589-4645
eb01855@jp.ibm.com