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ウイングアーク、Dr.SumEAのWeb対応を実現し、利用者を格段に拡げる
日本の業務現場からボトムアップ型で企業のデータ活用を促進

Java環境で実装できる新製品「Dr.SumEA Reporting Server」をリリース

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:内野弘幸)は、このたび、多次元高速集計検索エンジン「Dr. SumEA (ドクター・サム・イーエー EA=Extended Architecture)」をWebブラウザから使用できる環境を提供する製品「Dr.SumEA Reporting Server」を6月7日より正式出荷することになりましたので、お知らせいたします。
 「Dr.SumEA Reporting Server」は、標準価格525,000円/1サーバ1CPUあたり(本体価格 500,000円)、ウイングアーク テクノロジーズの直販とシステムインテグレーションをおこなうビジネスパートナー経由の販売により、初年度300セットの販売を目指します。

 Dr.SumEA Reporting Serverは、「Dr.SumEA」を採用するユーザから要望が強かった、Webブラウザをインターフェイスに、幅広いユーザ環境で自在にデータ集計できる環境を提供するアプリケーションです。これにより、これまで「Dr.SumEA」が標準としていたExcelインターフェイス(クライアントチャージなし:無償アドインモジュールの提供)による操作環境に加え、Web環境下で見たい角度からデータを集計し、ブラウザベースでドリルダウン・ドリルスルーなど深堀したデータの集計分析がおこなえます。

 Dr.SumEA Reporting Serverは、Dr.SumEA Advanced EditionまたはDr.SumEA Enterprise Editionをデータベースエンジンとして、事前に設定する情報からデータを読込み、結果を集計表の形でWebブラウザに出力します。Webサーバとの接続で社内イントラやインターネット、SSLによるセキュリティなど、各種用途の環境に対応させることができます。

システムイメージ図は次のとおりです:
(Webサーバに、Dr.SumEA Reporting Serverを実装した場合の構成)
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 管理者は、ブラウザ上で各種の環境の設定がおこなえ、Dr.SumEAのView(ユーザ権限に応じた閲覧画面)で情報をユーザへ公開できます。
 ユーザは、サーバにログインして、ブラウザからの操作で、Dr.SumEAで操作していた集計やドリルダウンやドリルスルーによる分析が行えます。また、エンドユーザのExcelインターフェイス(アドインモジュール)では機能としてなかった「ランキング(トップ/ワースト順位)、グルーピング、上期・下期などの日付合算」の操作がブラウザ上で柔軟に表示できます。
さらに、ブラウザ上の集計結果をワンクリックでExcelファィル/PDFファイルに出力することができます。

Dr.SumEA Reporting Serverブラウザ画面

集計結果のExcel出力も可能

 データベースエンジンとなる「Dr. SumEA」は、企業の全社システムや大規模ユーザ向けに、従来のBI・OLAP関連製品にない特徴を数多く備え、クライアントチャージなし・次元数を意識しないでさまざまな角度からデータを集計できる「純国産」のデータ活用ツールとして注目されています。とくに、基幹業務につながる情報系システムの構築で、月別や商品ごとの集計結果をExcelインターフェイスで業務担当者が自由に蓄積されたデータベースからデータをとりだして利用できる環境をリアルタイムに近い運用が可能なソリューションを実現してきました。
 Dr.SumEA Reporting Serverは、定型業務で同じ形式の集計作業をおこなう利用者の「操作性」を重視した製品で、「DrSumEA」のデータ集計環境をExcel利用者以外のユーザ層(経営者やExcelを使用しないユーザ環境)へも幅広く浸透させ、日本固有の業務シーンに浸透できるボトムアップ型のデータ活用を実現します。
 システム構築では、Webシステムで実現したい情報系システムに対して、大きな環境投資をせず、またプログラミングによる作り込みすることなく、早期に実現できるデータ活用ソリューションを提供することができます。

<Dr.SumEA Reporting Serverk価格体系について>
Dr.SumEA Reporting Server
525,000円 1サーバ1CPU (本体価格 500,000円)
追加CPU プラス262,500円 (本体価格 250,000円)
MAXライセンス1,575,000円 (本体価格 1,500,000円)

<Dr.SumEA Reporting Server 稼働環境>
OS:Microsoft(R)Windows(R)Server、2000 Server、Advanced Server
Microsoft(R)Windows(R)Server(TM)2003
CPU:Pentium III 500MHz以上 (1GHz以上推奨)
メモリ:OSが動作する最小メモリサイズ+128MB以上
(同時アクセスクライアントが2台以上の時:512 MB以上を推奨)
HDD:20MB以上(JDK1.4.2およびTomcat4.1.27で使用されるサイズは除きます)
必要なソフトウエア:DrSumEA 2.1以降
Tomcat4.1.27(Servlet2.3/JSP1.2以上が動作するAPサーバ)
ネットワークプロトコル:TCP/IP

■ クライアント環境
Dr.Sum EA Reporting Serverのユーザ環境 <クライアントチャージなし>
OS:Windows(R)XP Professional、2000Professional、Server、Advanced Server
Webブラウザ:Microsoft(R) Internet Explorer5.5 SP2以降(Internet Explorer6以上推奨)、Netscape7.1J以降※1、Opera7.23J以降※1
※ 該当するインターネットブラウザに以下の示す動作上の違いがあります
・ 日本語入力(IME)の自動切り替えをおこなうことができません
・ Microsoft(R)Excelへの出力時にファイルダウンロード扱いになります
ネットワークプロトコル:TCP/IP

Microsoft、Windows、WindowsNT、SQL Serverは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corporationの商標または登録商標です。 Excel、Word、Access、Visual Basicは、米国Microsoft Corporationの商標です。 JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  広報担当 金子
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
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