ウイングアーク、日本IBMプリンティング・システムズ事業部と連携してトータルな帳票ソリューション提案のための「実践型実装モデル for IBM」を具現化
基幹システムのオープン化を実現するウイングアークの総合的な帳票基盤とIBMソフトウェア製品、IBMプリンター、電子保存、コンテンツ管理製品までを網羅した帳票アウトプット全体の適用モデルを実現
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、このたび自社のSuper Visual Formade(SVF)をコアとする帳票基盤と、日本アイ・ビー・エム株式会社プリンティング・システムズ事業部が推進するトータル・プリンティング・ソリューションの分野で連携し、両社で帳票アウトプット全体のシステム構築を最適化するソリューションをより幅広く推進することになりましたので、お知らせいたします。
基幹システムの帳票印刷業務の見直しには、大量帳票出力や複写伝票の発行、帳票の電子化や帳票データの二次利用など、さまざまな業務の要件に幅広く適用できる帳票運用の基盤づくりが重要になります。また、アウトプット全体の最適化を見た場合、出力要件に適した印刷環境と電子化さらにドキュメントの保存管理を統合できる環境が必要で、これらを通してトータルなコスト削減をはかるソリューションが欠かせません。
今回、ウイングアーク テクノロジーズは、ユーザ企業へ提案するIBMソリューションに「実践型実装モデル for IBM」を加え、最後のプリンター環境と電子化まで含めたトータルな帳票運用を強く訴求してまいります。
具体的には、基幹系帳票運用のオープン環境への移行とWeb環境での帳票運用を一元化するために、ウイングアークの総合帳票基盤と、IBMのソフトウェア「IBM(R) WebSphere(R)5.1」、「DB2(R)」、統合運用管理ミドルウェア「Tivoli(R)」、コンテンツ管理ミドルウェア「DB2(R) Content Manager」、さらにサーバー、日本IBMの最新MFP(マルチファンクションプリンター)、小型レーザープリンター、ドットインパクトプリンター、WPM電子帳票ソリューションを組み合わせる実装モデルを構築し、連携するソフトウェアとプリンターの双方から帳票のシステム構築とアウトプット全体の最適化・TCOPの削減を可能にします。
今後、日本IBMプリンター「Infoprint(R) 2075ES」をウイングアークテクノロジーズのプリンター検証センターに設置して案件に対する印刷環境の検証評価について相互協力します。
また、両社共催セミナーを東京と大阪で実施いたします。
テーマ: e-文書法の最新動向と総合帳票基盤によるTCOP削減の現実解
・東京 5月27日 会場:ウイングアークテクノロジーズ(渋谷)セミナールーム
無料/13:30-16:30 定員40名
・大阪 6月25日 会場:IBM大阪営業所3Fセミナールーム (地下鉄四つ橋線本町駅下車)
無料/13:30-16:30 定員50名 セミナー参加申込みは、下記URLから受付
http://www.wingarc.com/doc/seminar/sp-seminar/040527-ipw/040527_ipw.htm
両社が推進する2製品の詳細は、以下の通りです。
・ ウイングアークテクノロジーズは、総合的な帳票運用の基盤からIBMプリンター・電子保存を含む製品連携に繋げる「実践型実装モデル for IBM」を提供します。具体的には、
【帳票運用サーバーの一元化を実現】
業務の出力形態に合わせた実行モジュールの組み合わせによって、多様な業務の帳票要件を吸収します。Webアプリケーション・サーバー・ソフトウェア「WebSphere」と連携して、一つの帳票サーバー・帳票アプリケーションから、[PDF、RAWデータ=各プリンターコマンドによる高速印刷、伝票発行、ラベル印刷、メール配信、二次加工用のCSV出力、ドキュメント保存、クライアント印刷など]を実現するシステム構築が可能です。
【印刷環境はオープンなプリンターコマンド印刷方式を実現】
ユーザー企業のプリンター資産を活かした印刷環境に加え、日本IBM MFP(マルチファンクションプリンター)「Infoprint 2060ES, 2075ES, 2090ES, 21050ES」、小型レーザープリンター「Infoprint 1000シリーズ」に対応、ドットインパクトプリンター「IBM 5577シリーズ」との連携を推進します。ともに、業界初、Javaで作成したプリンターコマンドに対応した高速ドライバを搭載し、プリンタ性能を発揮させるアウトプット環境を提供します。
【基幹大量帳票印刷のオープン化移行を実現】
さらに、UNIX(R)・Linux・Windows環境で、基幹システムのオープン化移行で課題となる、センターからの大量帳票処理と拠点でのバッチ帳票処理をブラウザーベースで可能にする全社統合帳票スプールサーバを提供します。(製品名:Report Director Enterprise)
・ 日本IBM プリンティング・システムズ事業部はウイングアークテクノロジーズの「実践型実装モデル for IBM」と連携するトータル・プリンティング・ソリューションを提供します。
【ユーザー企業の出力要件とコストバランスに最適な製品を提供】
MFP(マルチファンクションプリンター)から、オフィスで使用される小型レーザープリンタ、複写伝票業務のためのドットインパクトプリンターまで、日本IBMのプリンターと、ウイングアークテクノロジーズの帳票基盤とが相互に接続可能です。また、MFP(マルチファンクションプリンター)の分野では、プリンターを入力インターフェイスとして文書のスキャンto FAX、スキャンto Mail、スキャンto Serverなどドキュメントの電子化を推進します。
【電子帳票化とコンテンツとしての統合運用管理を実現】
トータルな帳票アウトプット環境の合理化として、WPM(Workstation Print Manager)電子帳票システムによる電子帳簿保存法に対応した会計帳簿の電子化と保存管理、ペーパレスによる資源の有効活用を実現します。さらに、Content Managerとの製品連携によって、今後の「e-文書法」を視野にいれた基幹業務のトータルなドキュメント・コンテンツ管理を提案します。
IBM、DB2、Tivoli、WebSphere、InfoprintはIBM Corporationの商標です。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
今回の協業について、日本アイ・ビー・エム株式会社 プリンティング・システムズ事業部よりエンドウスをいただきました。
【日本アイ・ビー・エム株式会社 プリンティング・システムズ事業部】
日本アイ・ビー・エム株式会社は、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社の「実践型実装モデル for IBM」の発表を歓迎いたします。ウイングアークとの協業によって、お客様の課題や要望、予算などに応じたソリューションの幅がさらに広がることを期待します。ウイングアークのソリューションとIBM製品には機能的に補完する部分および重複する部分がありますが、協業により多様な組み合わせの幅広いソリューションが提供されるとともに、ソフトウェアとプリンターの両面からTCOを削減することが可能になり、お客様にとって大きなメリットになると考えます。
日本アイ・ビー・エム株式会社 プリンティング・システムズ事業部
マーケティング&プロダクション・セグメント担当 岩本 尚久
日本IBM プリンティング・システムズ事業部との連携情報は、下記URLを参照ください。
「IBM Total Printing Solution」
http://www.wingarc.com/doc/iwld/ibm_p/index.htm
そのほか、「IBM WebSphere Application Server」との連携
http://www.wingarc.com/doc/iwld/ibm/index.htm
「Tivoli」との連携
http://www.wingarc.com/doc/iwld/tivoli/index.htm
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
所在地 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
URL http://www.wingarc.com/
広報担当 金子
kaneko.k@wingarc.co.jp