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ウイングアーク、リアルタイム多次元高速集計を可能にする「Dr.SumEA Synchronizer for Oracle(R) database」を出荷

データベースとのリアルタイム性を重視した、最新データの集計・分析が可能に

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:内野弘幸)は、このたび、業界で初めてオラクルデータベースへのデータ更新を反映してリアルタイムに多次元高速集計を行うことが可能な「Dr. SumEA (ドクター・サムEA=Extended Architecture)」用オプションソフト「Dr. SumEA Synchronizer for Oracle(R) database」の出荷を5月17日から開始することになりましたので、お知らせいたします。

 「Dr. SumEA Synchronizer for Oracle(R) database」は、「Dr. SumEA Server」(Ver2.1以上)、Oracle(R) database(Orace 8、8i、9i)の環境で動作し、標準価格が315,000円(本体価格 300,000円)、ウイングアーク テクノロジーズの直販とシステムインテグレーションをおこなうビジネスパートナー経由の販売により、初年度200セットの販売を目指します。

 「Dr. SumEA Synchronizer for Oracle(R) database」は、オラクルデータベース側にはトリガプログラムとジャーナルテーブルを格納し、同期対象テーブルにデータの追加、変更、削除が行われるとトリガプログラムが起動してジャーナルテーブルに操作履歴を記録します。また、「Dr. SumEA Server」側では、同期プログラム(ユーザーによる設定が必要)によって定期的に起動する実行プログラムがオラクルデータベース側のジャーナルテーブルを参照し、操作履歴がある場合にはSQL文を発行して「Dr. SumEA Server」側のテーブルのデータとの同期をとる仕組み。これにより「Dr. SumEA Server」は、オラクルデータベース側のデータ更新を反映したリアルタイムの多次元高速集計を可能にしています。

「Dr. SumEA」は、64bitファイルシステムで大規模なデータ容量を取り扱うことが可能です。企業の全社システムや大規模ユーザ向けに、従来のBI・OLAP関連製品にない特徴を数多く備え、クライアントチャージなし・次元数を意識しないでさまざまな角度からデータを集計できる「純国産」のデータ活用ツールとして注目されています。
とくに、基幹業務につながる情報系システムの構築で、月別や商品ごとの集計結果をエクセルインターフェイスで業務担当者が自由に蓄積されたデータベースからデータをとりだして利用できる環境を実現してきましたが、24時間ノンストップのワールドワイドな運用への対応、あるいはバッチで更新していた運用を改善しリアルタイムにデータ更新できる環境で使用したい強い企業ニーズに応えるため、データベースと同期をとる「Dr. SumEA Synchronizer」を製品化することになりました。今回はオラクルデータベース対応版を製品化しましたが、SQLServer対応版など順次対応製品を広げていく計画です。

<Dr. SumEA Synchronizer for Oracle(R) database稼働環境>
■ Dr.Sum EA サーバモジュールの稼働環境に準ずる

<Dr.SumEA 稼働環境>
■ Dr.Sum EA サーバモジュール
OS:Microsoft(R)Windows(R)NT4.0 Server、2000 Server、Advanced Server
Microsoft(R))Windows(R)Server2003
CPU:Pentium III 1GHz以上
メモリ:最小256MB、1GB以上を推奨※1
HDD:20MB(実行モジュール格納領域)+内部データベースファイル領域※2
ネットワークプロトコル TCP/IP

※1 OS領域(128MB)+データベースキャッシュ領域(64MB)+データベース作業領域(64MB)が最低限必要です。快適なパフォーマンスを得るためデータベースファィル領域(DAT, CRX)を完全にマッピングするメモリを搭載することをおすすめします。
※2 CSV換算した際の分析対象データベース容量の2倍の領域が必要です。

■クライアント環境 Dr.SumEA  Excelのアドインモジュールとして使用する場合<クライアントチャージなし>
OS:Windows(R)98、Me、XP Professional、NT4.0Workstation、2000Professional
CPU:Pentium II 333MHz以上
メモリ:128MB以上HDD 20MB以上
必要なソフトウエア:Microsoft (R)Excel2000、2002、2003のいずれか
※Excel97には対応していません
ネットワークプロトコル TCP/IP
◎Dr.Sum クライアントモジュール:サーバより軽量モジュールのダウンロード
Microsoft(R)Excelのアドインとして使用(無償)

<Dr. SumEA」2製品について>
・Dr.SumEA/Advanced Edition サーバモジュール(Windows NT4.0/2000/2003)
2,100,000円(2,000,000円)1サーバ/1CPU
→大企業部門向け/アプリケーションへの組み込みが可能。2,000万件までのデータマート構築をサポートする。リアルタイム性を重視する運用に対応、64ビットファイルシステムで動作する多次元集計検索エンジン製品。
Dr.SumEA/Advanced Edition 追加CPUライセンス 1,050,000円(1,000,000円)Dr.SumEA/Advanced Edition 1サーバ/無制限ライセンス 6,300,000円(6,000,000円)(5CPU以上)

・Dr.SumEA/Enterprise Edition サーバモジュール(Windows NT4.0/2000/2003)
8,400,000円(8,000,000円)1サーバ/1CPU
→大企業/大規模データ向け、データウエアハウスの中核として64ビットファイルシステムで動作するエンタープライズ向け多次元集計検索エンジン製品。データ件数2,000万件を超える大規模なデータを取り扱い、リアルタイム性を重視する運用に対応する。Advanced Editionの機能を包含し、拠点ごとにある複数のDr.SumEA / Advanced Editionサーバを統合した運用をマルチコピーで実現する。
Dr.SumEA/Enterprise Edition 追加CPUライセンス 4,200,000円(4,000,000円)Dr.SumEA/Enterprise Edition 1サーバ/無制限ライセンス  21,000,000円(20,000,000円)(4CPU以上)

・Dr.SumEA/Enterprise Edition サーバモジュール(Windows NT4.0/2000/2003)
8,400,000円(8,000,000円)1サーバ/1CPU
→大企業/大規模データ向け、データウエアハウスの中核として64ビットファイルシステムで動作するエンタープライズ向け多次元集計検索エンジン製品。データ件数2,000万件を超える大規模なデータを取り扱い、リアルタイム性を重視する運用に対応する。Advanced Editionの機能を包含し、拠点ごとにある複数のDr.SumEA / Advanced Editionサーバを統合した運用をマルチコピーで実現する。
Dr.SumEA/Enterprise Edition 追加CPUライセンス 4,200,000円(4,000,000円)Dr.SumEA/Enterprise Edition 1サーバ/無制限ライセンス  21,000,000円(20,000,000円)(4CPU以上)

※記載される価格は、2004年5月現在のものです。消費税を含んだ総額表示(括弧内は製品の本体価格表示)です。

本リリースに関する読者からの問い合わせ先:(誌面掲載用)
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
所在地 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
URL http://www.wingarc.com/

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  広報担当 金子
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
kaneko.k@wingarc.co.jp