ウイングアーク、「SVF for MataFrame」「RD Utility for MataFrame」Ver.6.3出荷
シトリックス社MetaFrameからの本格帳票出力を推進

　ウイングアーク テクノロジーズ株式会社（以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社：東京都渋谷区　代表取締役社長 内野弘幸）は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社が提供する「Citrix（R） MetaFrame」製品と連携して、企業のシステム構築に要件としてあがる企業内の業務系帳票印刷環境を高速印刷モジュール「SVF for MetaFrame ver.6.3」ならびに、プリントサーバ（Report Director サーバ）と連携するソフトウエア「RD Client for MetaFrame ver.6.3」をリリースすることになりましたので、お知らせいたします。

　今回MetaFrameサーバ上に実装するリリース製品は、以下の通りです。

1. 帳票印刷用モジュール「SVF for MetaFrame ver.6.3」　￥315,000（￥300,000）　MetaFrame XP (TM)に対応したサーバ実行モジュールです。企業が保有するプリンタごとのコマンドに対応した独自の高速印刷ドライバを搭載し、ターミナルサーバ環境で課題となる帳票出力の課題に対してレスポンスの高い印刷環境を実現します。
2. 帳票スプールと再印刷等の運用に適したプリントサーバ（Report Director サーバ）と連携するためのソフトウエア「RD Client for MetaFrame ver.6.3」　 ￥105,000（￥100,000）
　RD Clientは、アプリケーションサーバとPrintサーバを別筐体で構築するとき、帳票サーバで生成された印刷データをReport Director サーバへスプールさせる場合に使用します。
3 プリントサーバ（Report Director サーバ）の監視画面をモニタリングして、クライアントPC上で文書管理がおこなえるユーティリティソフトウエア「RD Utility for MetaFrame 　ver.6.3」　 ￥262,500（￥250,000）
※製品価格は総額表示です。（）内は製品本体の価格です。

　ウイングアークテクノロジーズでは、SVF以下一連の帳票関連製品の一斉バージョンアップとともに、これまで、「Citrix（R） MetaFrame」製品との連携ソリューションをさらに推進するために、Microsoft（R）Windows（R）2003Server対応をはかりました。また、CPUライセンスを改めサーバライセンスとして、より導入しやすい価格体系といたしました。
　「SVF for MetaFrame ver.6.3」ならびに「RD Client for MetaFrame ver.6.3」等、「Citrix（R） MetaFrame」連携用製品は、5月10日より出荷を開始いたします。
ウイングアークテクノロジーズの製品は、とくに運用面でこれまでのプリンタ資産を活かしつつ、メーカ機種にとらわれないオープンな印刷環境を構築できます。しかも、プリンタ機能をツール内で制御でき、プリンタのスペックを最大限に引きだした帳票印刷が可能です。

対応するプリンタの制御コマンドは次のとおりです。

■ プリンタドライバ対応コマンド一覧
RPDL2：RICOH製 モノクロページプリンタ
DP300/301：XEROX製 モノクロページプリンタ
ESC/Page：EPSON製 モノクロページプリンタ
NPDL2：NEC製 モノクロページプリンタ
PCL5：HP製 モノクロページプリンタ
PostScript Level2：各社 カラー、モノクロページプリンタ
JPP：ユニシス製 モノクロページプリンタ
PRESCRIBE2：京セラミタ製 モノクロページプリンタ
LIPS III：Canon製 モノクロページプリンタ
LIPS IV：Canon製 カラー、モノクロページプリンタ
CAPPL/Base：CASIO製 モノクロページプリンタ
CASIO Color Laser N4：CASIO製 カラープリンタ
ESC/P：EPSON製 ドットプリンタ
PC-PR201：NEC／沖製 ドットプリンタ
MR410e：SATO製 ラベルプリンタ
KM708A：アンリツ製 ラベルプリンタ
KM708B：アンリツ製 ラベルプリンタ
FAX：各社 ファックス連携ソフト
RICOH PCFAX：RICOH製 ファックス・複合機

※掲載されているプリンタ以外の機種につきましてはウイングアークテクノロジーズまで問い合わせください。
そのほか、イメージ印刷に対応します　　Windows(R)対応機種プリンタ
※プリンタ環境の詳細については、オプションでPostScript出力時のエミュレーションボード等を搭載する機種もありますので、各プリンターメーカにお問い合わせのうえご確認ください。

・ファイル出力
CSV ※ CSV ファイル出力
PDF※ PDF ファイル出力
(※別途、出力実行モジュールが必要となります)

■必要なソフトウェア
・帳票デザインのための開発環境
Super Visual Formade 設計部　ver.6.3 ＜必須＞（帳票/クエリー設計 　開発ツール）
・帳票出力のための運用
Report Director ver.6.3 （帳票文書のスプール管理と分散印刷・再印刷環境の構築）
製品の詳細についてhttp://www.wingarc.com/doc/products/detail/d10.html

＜参考＞製品連携図