ニュース News
製品情報

ウイングアーク、ユーザビリティの向上をはかった「Dr.SumEA ver.2.1」を出荷

ユーザからの要望が強かった機能を強化拡充、容易な操作性で様々な角度のデータ集計を可能に

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、このたび、ユーザビリティの一層の向上を図ったエンタープライズ向け多次元高速集計検索エンジンの新バージョン「Dr. SumEA (ドクター・サムEA=Extended Architecture)ver.2.1」2製品(=Advanced EditionとEnterprise Edition)の出荷を4月15日から開始することになりましたので、お知らせいたします。

 「Dr. SumEA」は、BI市場に対して、企業システムに蓄積されるデータの「集計」にコンセプトをおいた、新しい多次元集計レポーティング検索エンジンです。とくに、大規模なデータ容量を取り扱う全社システムや大規模ユーザ向けに、クライアントチャージなし・次元数の制約を意識しないで、さまざまな角度からデータを集計できる純国産のデータ活用ソフトウエアとして、初年度3億円の売り上げを目指します。

今回「ver.2.1」では、ユーザからの要望か強かったクライアント機能やサーバ機能の強化と操作性の拡充を図りました。具体的には、以下の通りです。

1.クライアント機能追加事項
  ・合計行でのドリルスルー機能の追加。
  ・集計項目の集計区分に、「単純平均」「最大値合計」「最小値合計」を追加。
  ・合計表示の設定に「総合計のみ表示」を追加。

2.サーバ機能追加事項
  ・Dr.SumEA テーブルの型に NUMERIC 型※を追加。
  ・ODBCドライバのバージョンを 3.51(LEVEL1) に対応。
  ・集計項目の集計区分追加に伴い、API の集計区分設定値を追加。
  ・JDBCドライバを追加。Javaアプリケーションとの連携を可能にする。

3.クライアント修正事項
  ・ドリルスルー設計画面の操作性改善。
  ・項目名表示サイズの拡張。

4.サーバ修正事項
  ・データのインポート性能の向上。
  ・Enterprise Manager起動速度の向上。
  ・ログファイルフォーマットの改善。

※NUMERIC型:NUMERICは、通貨をはじめ正確さが求められる数量に適した数値データ型で、集計の精度を高めることができます。

価格は、「Dr. SumEA」2製品について、以下の通りです。

・Dr.SumEA/Advanced Edition サーバモジュール(Windows NT4.0/2000/2003)
とくに、ワークフローで流れるデータから、業務の用途に応じて、出荷センターの伝票発行や請求書等の大量帳票印刷、エンドユーザが二次加工できるCSVファイルの生成、ドキュメントとして電子保存、出張申請を画面の申請フォームを出して入力するなど、さまざまな運帳票用の基盤を容易に構築することができます。
2,100,000円(2,000,000円)1サーバ/1CPU
→大企業部門向け/アプリケーションへの組み込みが可能。2,000万件までのデータマート構築をサポートする。リアルタイム性を重視する運用に対応、64ビットファイルシステムで動作するエンタープライズ向け多次元集計検索エンジン製品。
Dr.SumEA/Advanced Edition 追加CPUライセンス 1,050,000円(1,000,000円)Dr.SumEA/Advanced Edition 1サーバ/無制限ライセンス 6,300,000円(6,000,000円)(5CPU以上)

・Dr.SumEA/Enterprise Edition サーバモジュール(Windows NT4.0/2000/2003)
8,400,000円(8,000,000円)1サーバ/1CPU
→大企業/大規模データ向け、データウエアハウスの中核として64ビットファイルシステムで動作するエンタープライズ向け多次元集計検索エンジン製品。データ件数2,000万件を超える大規模なデータを取り扱い、リアルタイム性を重視する運用に対応する。A dvanced Editionの機能を包含し、拠点ごとにある複数のDr.SumEA / A dvanced Editionサーバを統合した運用を実現する。
Dr.SumEA/Enterprise Edition 追加CPUライセンス 4,200,000円(4,000,000円)Dr.SumEA/Enterprise Edition 1サーバ/無制限ライセンス  21,000,000円(20,000,000円)(4CPU以上)
※記載される価格は、2004年4月現在のものです。消費税を含んだ総額表示(括弧内は製品の本体価格表示)です。

 これらの機能拡充によって、クライアント環境のエンドユーザの操作性を向上させるとともに、ODBCドライバ・JDBCドライバ対応によって各種データベース、アプリケーションとの連携を容易にし、企業の情報系システムのデータ活用分野で、「Dr. SumEA」を多次元データ集計エンジンとして活用した業務アプリケーション構築の領域を格段に広げることになります。「Dr. SumEA」ユーザの製品バージョンアップについての詳細は、
URL:http://www.wingarc.com/内、「Support & Serviceリリース情報」を参照ください。

<Dr.SumEA 稼働環境>
■ Dr.Sum EA サーバモジュール
OS:MicrosoftRWindowsRNT4.0 Server、2000 Server、Advanced Server
MicrosoftRWindowsRServer2003
  CPU:Pentium III 1GHz以上
メモリ:最小256MB、1GB以上を推奨※1
HDD:20MB(実行モジュール格納領域)+内部データベースファイル領域※2
ネットワークプロトコル:TCP/IP

※1OS領域(128MB)+データベースキャッシュ領域(64MB)+データベース作業領域(64MB)が最低限必要です。快適なパフォーマンスを得るためデータベースファィル領域(DAT, CRX)を完全にマッピングするメモリを搭載することをおすすめします。
※2 CSV換算した際の分析対象データベース容量の2倍の領域が必要です。

■ クライアント環境
Dr.SumEA:Excelのアドインモジュールとして使用する場合<クライアントチャージなし>
OS:WindowsR98、Me、XP Professional、NT4.0Workstation、2000Professional
CPU:Pentium II 333MHz以上
メモリ:128MB以上HDD 20MB以上
必要なソフトウエア:Microsoft RExcel2000、2002、2003のいずれか
※Excel97には対応していません
ネットワークプロトコル:TCP/IP
◎Dr.Sum クライアントモジュール:サーバより軽量モジュールのダウンロード Microsoft RExcelのアドインとして使用(無償)

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
所在地 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
URL http://www.wingarc.com/
広報担当 金子
kaneko.k@wingarc.co.jp