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富士電機システムズとウイングアークテクノロジーズが日本の商習慣に適合したワークフローと帳票基盤の分野で協業

富士電機システムズ株式会社
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 富士電機システムズ株式会社(代表取締役社長:伊藤 晴夫、以下 富士電機システムズ)とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(代表取締役社長:内野 弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、富士電機システムズの.NETフレームワーク対応 ワークフロー製品「ExchangeUSE」と、ウイングアーク テクノロジーズの「SVF 帳票 i ソリューション」を製品連携することで、ユーザ企業に対して、日本の商習慣に即した業務フローのIT化と、それに伴う帳票運用の合理化を両社で推進することになりましたので、お知らせいたします。

 これまで海外から数々のワークフロー製品が日本に採用されてきましたが、実際は、日本企業の実情にあった業務と完全な整合性がとれず、紙のままのフローが依然として残っている現状があります。たとえば、特別の値引きや売掛け、試用を目的に製品をグロスで提供するなどは、標準的なフローには納められないケースbyケースの要件であり、拡販や顧客獲得のための固有の営業活動といえます。現実には、こうした日本の商習慣からくる特有の活動や特定の決済ルートが存在することになり、組織改編やグループ会社を束ねた運用なども考慮しなければなりません。
 こうした背景のなかで、業務の情報化を推進する企業の情報システムには、TCO削減が求められるなか、オーダーメイドでもなく、スクラッチで一からプログラムを作り込むことなく、パッケージを利用して、短期に、しかも運用後のメンテナンスに負荷をかけないワークフローの構築が望まれています。

 富士電機システムズの「ExchangeUSE」は、 そうしたニーズに応えるため、日本の商習慣に合わせた柔軟な定義を可能にし、いま注目されるMicrosoft .NETフレームワークに対応した純国産の Web対応ワークフロー製品です。
 今回、ワークフロー製品「ExchangeUSE」に、申請書や稟議書、精算書、あるいは部品発注のための帳票など業務に不可欠な帳票分野を、ウイングアーク テクノロジーズの「SVF 帳票 i ソリューション」と製品連携することで、さらに日本の商習慣に根ざした業務にそのまま適用できる横断的なソリューションを提供することになりました。

このワークフロー+帳票ツール製品の連携によって、
(1) 組織変更やグループ会社の統合、購買発注業務、総務緒届けや人事考課など、多様な要件を吸収したワークフローと帳票運用を社内に構築することができます。
(2) とくに、ワークフローで流れるデータから、業務の用途に応じて、出荷センターの伝票発行や請求書等の大量帳票印刷、エンドユーザが二次加工できるCSVファイルの生成、ドキュメントとして電子保存、出張申請を画面の申請フォームを出して入力するなど、さまざまな運帳票用の基盤を容易に構築することができます。
(3) これによって、情報システムの労力を最小限にして、ソフトウエア部品の組み合わせによる手法で「はやく・安く、最適な」システム構築を社内システムにも適用することが可能となります。

 両社は、今後共同プロモーションを通して、セミナーや製品連携によるデモを展開し、日本の商習慣に合った「純国産ソフトウエアによるワークフロー+帳票運用」ソリューションを浸透させてまいります。

また、今回の製品連携のプレスにあたって、マイクロソフト株式会社よりエンドウスをいたただいております。

【マイクロソフト株式会社】
マイクロソフトは、この度の、富士電機システムズ様の「ExchangeUSE」と、ウイングアークテクノロジーズ様の「SVF 帳票 i ソリューション」との、連携ソリューションの発表を歓迎致します。
ワークフローと帳票の連携ソリューションは、ビジネスプロセス改善を実現し、結果として企業経営の効率化に貢献する、非常に有効なソリューションの1つであると期待しております。
また、本連携ソリューションがWindowsプラットフォームをベースとすることは、企業に更なるセキュリティ向上・信頼性・高可用性をもたらし、本ソリューション導入の追い風になるものと考えております。
今後とも、弊社認定パートナーである両社様との協業体制をさらに深め、より優れたソリューションの市場への提供を、積極的に支援していく所存です。

マイクロソフト株式会社
ビジネスパートナー営業本部
ISVソリューション推進部 部長 日詰廣造

本リリースは富士電機システムズとウイングアーク テクノロジーズの共同リリースです。

<補足>
● 富士電機システムズの「ExchangeUSE」について
基幹業務の合理化を実現するワークフローソリューションです。旅費・経費・勤怠といった各業務内容に適したパッケージソリューションのほか、思い通りのWeb入力画面をプログラムレスで自由に設計・製作できる開発用ワークフローソリューションも取り揃えております。一元化された組織マスタとルート定義により、組織変更があった場合も業務を止めることなく一括メンテが可能。様々な基幹システムと連動することにより、最適なユーザインタフェースと承認機能を実現します。2003年Certified for Microsoft Windows Server 2003ロゴ取得製品としてマイクロソフト社より認定され、.NET環境においての高い信頼性が実証されました。

●ウイングアークテクノロジーズ「SVF 帳票 i ソリューション」について
 TCO削減、ROIのために全社的な帳票開発最適化を目指し、WindowsプラットフォームをベースとするWebシステムでの帳票運用、基幹システムの大規模帳票運用の両翼で、共通のフォームを使った一気通貫な帳票出力環境を構築することができます。帳票開発で定評のあるSVF(Super Visual Formade)をコアに、業務の用途に応じた実行モジュールの組み合わせによって「はやく・やすく・最適な」帳票運用のための基盤を形成します。

●富士電機システムズ株式会社について
代表者 : 取締役社長 伊藤 晴夫
資本金 : 250億円
売上規模 : 3,980億円(2003年度予想)
従業員 : 連結10,000名
事業内容 : 情報・環境・エネルギー、交通など、社会的インフラを担う分野でソリューション&サービスを提供する事業を展開
本社所在地 : 〒102-0075 東京都千代田区三番町6-17
TEL 03-3515-7500(代表)
URL http://www.fesys.co.jp

<富士電機システムズ株式会社 沿革>
昭和40年12月1日発足の富士電エンジ株式会社と昭和54年3月1日発足の富士電機商事株式会社及び富士電機株式会社の産業システム部門が平成13年7月1日に再編統合し、富士電機システムズが設立されました。更に平成15年10月1日に富士電機グループの純粋持株会社制への移行に伴い、富士電機株式会社電機システムカンパニーが統合され、コンサルティングから技術開発、製造、サービスまでが一体となった体制となりました。また、情報関連事業の一環として基幹業務の効率化をはかるためのワークフローソリューション「ExchangeUSE」の開発・販売を行っており、業種業態を問わず様々な企業を対象に800社45万クライアントの導入実績があります。

富士電機システムズ株式会社
TEL:03-5324-1606  e-mail:useinfo@fesys.co.jp

富士電機ホールディングス株式会社 経営企画室広報グループ
TEL:03-5435-7206  e-mail:info@fujielectric.co.jp

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 金子 kaneko.k@wingarc.co.jp